いい業者の選び方
現在ではリサイクルトナーを扱っている業者が増加してきています。
どんな業者がいいのか選ぶ参考にしていただけたら幸いです
■ リサイクルトナー業者の選び方について
リサイクル・トナー・カートリッジの製造は、基本的にはカートリッジの再使用であり、工程のほとんどが手作業で、カートリッジのプラスチック製の部分を製造するためのライン等は必要ありません。このため、日本カートリッジリサイクル工業会に加盟している企業やISO9001・ISO14001認証を所得している100人単位の規模工場や社員数人の工場もあります。
価格的には、小さな工場の方が低い設定をつけやすいと言えます。
ただ、品質については、小さな工場より日本カートリッジリサイクル工業会に加盟している企業やISO9001・ISO14001認証を所得している100人単位の規模工場の方がいいとは限りません。小さな工場でも品質に重点を置いている所も多数あります。
リサイクル・トナー・カートリッジは、純正品と異なり、リサイクルを行う会社によって品質が全く異なります。
ですが現在において、リサイクル・トナー・カートリッジの不良率は、業界平均で3.0%前後といわれております。つまり100本に3本前後不良品が発生する可能性があります。そのためリサイクル・トナー・カートリッジの販売に実績がある会社では、不良品が発生した場合の対処方法をあらかじめお客様にお知らせしているのがほとんどです。
なので・・・もし万が一、「不良品はまったくありません!」というような営業をしている会社があるとすれば、リサイクル・トナー・カートリッジ販売会社としては、不適切な営業姿勢と言えるかもしれませんので気を付けましょう。
ちなみに、保証について明記されているかも参考になります。ただし、1年以上の長期な保証はちょっと考えた方がいいのかも・・・^^;
■ リサイクルトナーの相場
リサイクルトナーは部品を再利用するのでコストが少なくなります。その為、リサイクルトナーは定価の半額以下で買えます。下記のトナーカートリッジ価格目安表を見比べてみてください。
トナーカートリッジ価格目安表 |
|||
---|---|---|---|
メーカー定価 | リサイクルトナー | 汎用品トナー | 純正品トナー |
40,000〜 | 8,000〜25,000 | 30,000〜40,000 | 35,000〜 |
20,000〜40,000 | 6,000〜20,000 | 15,000〜25,000 | 18,000〜38,000 |
10,000〜20,000 | 5,000〜10,000 | 8,000〜15,000 | 9,000〜18,000 |
◎この表は、あくまでも目安です。参考までに活用してくださいね^^。 |
さてここで、某企業ののC(メーカー価格:35000円)というトナーカートリッジを例にして、説明したいと思います。
価格の説明しますと次のように内分けできます。
● トナーカートリッジの再生作業代
トナーカートリッジの再生作業に約1時間
1.使用済みのトナーが使用できるか、できないかの選別
2.カートリッジの分解・清掃
3.ドラムや部品等のの良否判定
4.カートリッジの組み立て
5.梱包(緩衝材製作・ダンボール組み立て)
◎ 部品代+トナー代(約500円)+ドラム代(約2,500円)
◎ 出荷・回収(送料として約1,000円)
Cは市場にかなり流通している商品ですので、日本国内で製造していれば原価に大きな差はでません。そのため、Cのリサイクルトナーを6,000円(税別)以上の販売価格でないと高価なトナーやドラムを変えていない可能性が非常に高いと考えられます。
この例はあくまでも価格の目安として頂きたいと思いますが、極端に価格が安い業者には充分注意して下さい。
これはあくまでも目安ですので、中には、薄利で販売されている業者もいます。
この場合は企業がISO9001・ISO14001を取得しているか、リサイクルトナーカートリッジ工業会会員なのかも選定の参考になります。
リサイクルトナーはあくまでもリサイクルされたものなので、
メーカーや販売店から直接購入できる新しい商品ではありません。
まれに不良品が発生することも念頭に置いてから購入するようにしましょう。
また、業者さんは基本的には誠実に対応してくれます(多分;)ので、
購入したリサイクルトナーに何かトラブルやわからないことがあれば、すぐに連絡して対応してもらいましょう。
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Last update:2022/12/2